8月9日の11時2分に長崎に原爆が投下されて67年。
今年も多くの人が平和をより一層意識する日になった事と想います。
2010年の秋に二度目の長崎訪問。
その先に初めて長崎原爆資料館を訪れ、自分の無知と原子力の酷さにふれました。
その翌年の2011年、全く同じではなくとも原子力の酷さとあらゆる生きとし生けるものへ及ぼす様々な影響を痛感しました。
何度も何度も原子力という核の影響を受け、それでも生きてきたこの国だからこそ、世界に多くのメッセージを投げかけられると私は信じています。
長崎で被爆した医学博士、永井隆さんの詩『平和を』私は一つの指針としていますので、紹介しますね。
『平和を』
平和を祈る者は 針一本として隠し持ってはならぬ
武器を持っていては平和を祈る資格はない。
永井隆博士は、病床で幼く遺してくであろう娘たちを抱えながらも、最期の最期まで『平和』を訴えた方です。
私たちが『核』なき世界を祈るならば、自国の『核』というものをつかった原子力発電というある意味『武器』の後始末の仕方を確立し、
無くしていく未来を具体的にみせていく事がなくして、『世界の平和を』という言葉を安易に、軽々しく使ってはいけないのだろう、とも想い、
平和への誓いを新たにした今日8月9日です。
オリンピックや政局の報道で、今日の長崎平和祈念式典でどの様なメッセージが発せられたか見逃した方は、是非このサイトを観てみてくださいな。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52042215.html
スピリチュアルアドバイザー奈々
2012年8月9日