『一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く。』
今日8月6日は、広島に原爆が投下された日です。
是非これから紹介する記事を読み、これから紹介する歌を知って欲しいなと想います。
7月21日の北海道新聞の卓上四季という記事から
「本とペンを手に取りましょう。1冊の本と1本のペンが世界を変えるのです」。16歳の少女の言葉は、民族、宗教、文化を超えて多くの人の心に届き、長く語り継がれていくことだろう▼
パキスタンで女子教育の権利を訴え、イスラム武装勢力に頭を撃ち抜かれたマララ・ユスフザイさんの国連演説。凶弾により命の瀬戸際に追い込まれながら、「私は誰も憎んでいない。タリバンやすべての過激派の息子、娘たちに教育を受けさせたい」とも語った▼
「教育とペン(言論)」を守ろうとするマララさんの不屈のメッセージに、映画監督松山善三さんの詩「一本の鉛筆」が重なる。<一本の鉛筆があれば/私はあなたへの愛を書く/一本の鉛筆があれば/戦争はいやだと私は書く>▼
留萌出身の作曲家佐藤勝さんの曲にのせて、美空ひばりさん(2人は故人)が歌った反戦歌。ひばりさんの伸びやかな歌声を思い出し、口ずさめる方も多いのではないか▼
<一枚のザラ紙があれば/あなたをかえしてと 私は書く>。八月六日の朝と書く。人間のいのちと書く―そう詩は続く。この国の過去から目をそらさず、「その繰り返しはいやだ」ときっぱり拒否する意志が伝わってくる▼
きょう、参院選投票日。憲法、原発・エネルギー、TPP…。どれも重い課題ばかりだ。手にした1本の鉛筆に、あなたは、どんな思いを込めますか?2013・7・21』
という記事。
そしてこの歌。第一回広島平和音楽祭の映像の一部。途中で美空ひばりさんから藤井フミヤさんに映像は変わりますが、
https://www.youtube.com/watch?v=LLIfnLmo3wM
この第一回広島平和音楽祭の映像美空ひばりさんが最高なのです。
言葉を伝える、という『唄』。祈りに等しい想いをのせて歌う詩。
8月6日の8時15分私たちが、世界中の人々が絶対に、絶対に忘れてはならない日であり、
もう二度と、もう二度と繰り返してはいけない経験です。
二度と『戦争』を繰り返さないためにも、あのような危険で、恐ろしく、そして人や自然を破壊する爆弾の元になる『核』を無暗に生み出さない為にも
一つ一つ打ちだされる政策や法の改正に、有耶無耶なままで再稼働という動きを強めているエネルギー問題に、本気で向き合わなければならないのだと想うのです。
それが、被ばくを経験した国に生まれ、あの震災を経験した国に生きている私たちのつとめだと想います。
今日という特別な日は、平和への祈りを意識して過ごしてみてください。そして今ある命に、環境に、小さな事に感謝が出来る日であれば幸いです(^_-)-☆
スピリチュアルアドバイザー奈々
2013年8月6日