今日は仕事後妹と北海道神宮に参拝させていただきました。

 

 

余りの寒さに妹は悲鳴をあげていましたが、私は脂肪という分厚いコートのお陰か寒いなぁ～程度・・・・。

 

 

勿論参拝だけで終わる訳がないのですが、今回はめめさんでのお食事ではなく、パンケーキのお店へ！

 

 

写真のパンケーキがまぁ凄い量でして、昼食もとった後でしたので喉元までパンケーキでいっぱいな感じになりました(；一_一)

 

 

巷のレディーたちは食後にパンケーキは食べないでしょうな！パンケーキがメインですよね！！！でもとっても美味しかったの<(｀^´)>次回はパンケーキメインでいきます♪

 

 

さぁ、そんな事がメッセージだった訳ではなく(当たり前ですよね(~_~;))、妹と別れた後大好きなミニシアター『シアターキノ』へ行ったのですが、そこで観た映画の中にメッセージがあったのです。

 

 

『ハンナ・アーレント』という映画で、１９６０年代にニューヨークに亡命していたドイツ系ユダヤ人の哲学者であり大学の教授であるハンナ・アーレントが、

 

 

アルゼンチンで逮捕されたナチス親衛隊で何百万のユダヤ人を強制収容所に移送した責任者アイヒマンの裁判の傍聴を希望し、

 

 

ある雑誌にそのレポートを書きたい、と想い行動に移すところから始まります。

 

 

裁判を傍聴していく中で、アイヒマンは『凶悪な怪物』ではなく『平凡な人間』なのではないか、と主人公のハンナは思い始めます。

 

 

その主張を曲げずに、そして彼女が気づいた別の指摘も雑誌に投稿したところ、世間の、今まで良き友人・知人だった人々からの激怒・抗議・誹謗中傷の渦に呑みこまれます。

 

 

そんな『渦』の中、今までハンナを持ちあげていた人々の手のひらを返したかのような対応と感情的ともいえるヒステリックな非難、そんな中で大学の教授として生徒たちに語った言葉が、

 

 

今の私たちに届けられた『メッセージ』だと想いました。

 

 

ちょいと難しい所はありでしょうが、お読みくださいな(^_-)-☆

 

 

ナチス親衛隊で裁判にかけられたアイヒマンは検察に何度も繰り返し反論します。『自発的に行ったことは何もない、善悪を問わず、自分の意思は介在しない、命令に従っただけなのだ』と・・・。

 

 

ハンナは生徒たちに語りかけます。『こうした典型的なナチの弁解で分かります。世界最大の悪は、平凡な人間が行う悪なのです。そんな人には動機もなく、信念も邪心も悪魔的な意図もない。人間であることを拒絶した者なのです。そしてこの現象を【悪の凡庸さ】と名付けました。』

 

 

『私はアイヒマンの擁護などしていません。彼の平凡さと残虐行為を結び付けて考えましたが、理解を試みる事と、許しは別です。この裁判について書く者は、理解する責任があるのです。』

 

 

『ソクラテスやプラトン以来私たちは【思考】をこう考えます。自分自身との静かな対話だと。』

 

 

『人間であることを拒否したアイヒマンは、人間の大切な質を放棄しました。それは【思考する能力】です。その結果、モラルまで判断不能となりました。思考ができなくなると、平凡な人間が残虐行為に走るのです。過去に例がないほど大規模な悪事をね。』

 

 

『私は実際、この問題を哲学的に考えました。【思考の嵐】がもたらすのは、知識ではありません。善悪を区別する能力であり、美醜を見分ける能力です。』

 

 

※※※ここからが一番私がお伝えしたいメッセージです！

 

 

『私が望むのは、考えることで人間が強くなることです。危機的状況にあっても、考え抜くことで破滅に至らぬよう・・・。』

 

 

あと、二か月で東日本大震災から３年が経ちます。

 

 

日々を消化することで手一杯で、思考すること、思考したいこと、思考しなければならないことから離れ、ただただやり過ごすうちに、『大切なもの』を失ってしまわないように祈るばかりです。

 

 

なぜ、このメッセージを伝えた後震災の事にふれたのか次回の日記に詳しく書きたいと想います。

 

 

今日は長々お付き合いありがとうございました（＾ｕ＾）

 

 

 

スピリチュアルアドバイザー奈々

２０１４年１月１１日