『コンサート会場に設置されたさだまさしさんからのメッセージボード』
今日はさだまさしさんのシンフォニックコンサートに行ってきました♪
私は昔からさだまさしさんが好きで、一昨年だったかの2日間にわかるコンサートに行けずかなり後悔していました。
そんな後悔を抱え約１年、今回のコンサートを知りました、が！通常のコンサートと違いオーケストラとのコラボ・・・。
大好きな曲たちが唄って貰えるのだろうか、通常のコンサートまで待とうか悩んでいた所
大好きなやしきたかじんさんの訃報を知りました。
いつか大阪のたかじんさんのコンサートに行こう!!テレビの観覧に応募しよう!!と想っていての、たかじんさんの訃報。
もう後悔はしたきない!!今年からは逢いたい人にはどんどん逢って行こう!!と決意し、残り少なくなっていたチケットをゲット！
想いいれのあるコンサートホール・キタラでの札幌交響楽団とのコラボコンサート。最初のちょいとした心配を何故していたのか!!!!!!というぐらい最高のコンサートでした。
３階席に流れ込む音圧に音響、そして何より透き通りながらもベルベットのようなさだまさしの声。
普通のクラシックコンサートと違って、さださんの爆笑トーク満載で、盛りだくさんな贅沢コンサートになりました。
そして爆笑トークだけでなく、理性的で哲学的でもある慈愛に満ちた想いも数々お話ししてくれました。
今、クルミアで行なわれていること、本来の『平等さ』についてや、東日本大震災の時に、自分の非力さを感じ、その様な中でも音楽のもつ力を感じた事など。
鶴瓶さんの誘いで２０１１年５月１日石巻に行かれたそうで、あの景色匂い人々の寄り添う姿、そして何より自然の力を前にした時のおそろしさは生涯忘れられるものではない、とも。
鶴瓶さんとＮＨＫの番組で石巻を訪れ、自分たちの会話で少しづつ笑ってくれた被災地の人。そして自分の唄で泣く人。
そうやって震災という経験をした人たちのショックを受け固まっていた心が少しずつ動いてく。
それを目の当たりにした。その時に音楽の力を再確認したそうです。
先日、私の大好きな人たちにある切ない経験がありました。そのショックを受け止め、動きだす切っ掛けとして、そして今様々な葛藤を抱えている皆さんに気っきの切っ掛けになればな、と想いコンサートでさださんが唄った詩をここに書きます。
来月の４月２日に５年ぶりにリリースされるシングル曲『残春』です。
『残春
若さを嗤わず
老いを恨まず
いつか 来た道
いつか 行く道
いのちを恥じず
いのちに怯えず
永い永い坂を
黙して独り行く
心に咲く花は
季節を選ばない
与えられし命
かなしきもまたよろし
涙に逃げず
怒りに任せず
笑顔を汚さず
悲しみに負けず
未来を憂えず
過去に惑わず
いつか 夢見た
いつか 届く場所へ
季節に咲く花は
時を疑わない
与えられしいのち
楽しきもまたよろし
心に咲く花は
季節を惜しまない
与えられし命
かなしきもまたよろし
若さを嗤わず
老いを恨まず』
生きていると、自分でも納得がいかない事や、理不尽な事、致し方のない自然の摂理にふれる事は多々あります。
直ぐに受け入れる事がままならない事もあります。
そういう時、私は急がなくてもよいと想っています。時間をかけてゆっくりゆっくり受け入れ癒していくしかないのだと想うからです。
少し笑って、また少し泣いて、そうやって少しずつ心が動いていけば良いのだと想うのです。
まだまだコンサートの事やさださんの事も伝えたいのですが、時間切れです。
もし今週末２９日０時５分(というか３０日か！)からお時間ある方が、さださんがどういう方なのか有り余るほどみれる生さだスペシャルがNHKで放映されますので、ご覧になってみてください(^^♪
ではでは、おやすみなさい(^_-)-☆