昨日、今日、と想像以上の人数を体験しました。
昨日は録音図書のボランティアの説明会。
今日は『チェルノブイリは今〜ウクライナ小児病棟からの報告〜』での事です。
ボランティアの募集にここまで人が集まるのを見たのは、2011年の震災時以来でしたし、今日のウクライナ小児病棟からの報告会の人数も、最近の震災関係の講演会や勉強会では見られなかった人数でした。
皆さんの中で関心が続いてくれていたり、寄り添おうと考えてくれている人たちをダイレクトに感じられたのは、ある意味安心する材料にはなりました。
4月26日でチェルノブイリ原発事故から28年になる事と、ウクライナの情勢が情勢なので関心が深まってくれたのかとも想います。
個人的な状況だけみると、今日の講演は、ギリギリまで仕事でしたので会場入ったらもう立ち見、との事。ここまでの関心の深さになってくれたことが嬉しやら二時間立ちっぱなしか、と嘆いてみたり・・・。
ま!途中で自家製座布団を制作し(ただ単に上着の一枚を座布団にしただけ(笑))、据わったのですがね。
昨日のボランティア説明会は、10人の募集に対し10倍以上を超える倍率になり、来週選考会があり想像以上の倍率で大変です。課題がでましたから、地道にがんばります(;一_一)
まぁ、縁と資質がある方が選ばれる事でしょう♪私は出来うるだけの努力をしたらそれで良いさ~と想っています。そのボランティアの選考に漏れたら次の子どもたちに関するボランティアの説明会もありますしね(^_-)-☆
今日は、少し先ほどのウクライナからの講演会でも話を書かせて下さい。(明日旭川出張なので長くはしません!!)
今現在、ウクライナのキエフ市内にある小児病院で診断部長をされている、ザラム・ヴァレンティナさんのお話です。
チェルノブイリ原発事故から10年ほどで子どもたちの白血病が3倍になりました。今その頃子どもだった子たちは大人になっています。
一時期落ち込んだ出生率も、少しづつ戻ってきました。今の情勢を考えるとまた下がるかもしれませんが・・・。
チェルノブイリ原発事故は、地域に住んでいる人たちの故郷を奪いました。生きる気力も職も健康も奪いました。
この経験からの教訓は、真実を語る(知る)こと。これから生まれてくる命の事を考えること。一つの民族でだけでなく、多くの民族で智恵を出し合い問題に取り組むことです。
食べ物についても語ってくれました。『最初の数年は皆意識していた。対応した書籍も配られていたけれど皆忘れてしまうんです。そして経済的な影響もありました。
街であれば新鮮で安全なものが直ぐに手に入るんでしょうが・・・。』それが事故後病気を増やす原因となったとも語ってくれました。
結局、パニックとは何も知らないから起こるのです。とも・・・・。
まだまだ多くの事をお伝えしたいのですが、明日の旭川出張の準備もあるのでここまで!
おやすみなさ~い(^o^)丿
スピリチュアルアドバイザー奈々
2014年4月19日