保留にしていたと思っっていた日記が、タイトルと写真だけで一時アップになっていました、失礼しました(;一_一)
昨日、友人を誘い狸小路ある札幌プラザで公開された『東京原発』というブラックコメディ映画を観てきました。
役所広司さんや岸部一徳さん、田山涼成さん等々、そうそうたる役者さんが『卓球温泉』の監督でもある山川元さん脚本監督のもと
福島第一原発事故の9年も前に製作された、『東京にも原発を!』との都知事発言から始まるブラック・コメディです。
予告編はコチラからhttp://www.youtube.com/watch?v=L8OTZNh5y5Y
公式のサイトにはこうありました。
『「東京に原発を誘致する!」突如飛び出した都知事の爆弾発言に都庁はパニックに陥った。
推進派、反対派それぞれのもっともらしい意見が入り乱れて会議室は戦場と化し、議論が白熱する中、強引に原発誘致を推し進めようとするカリスマ都知事の真の狙いが明らかになる…。
一方、お台場にはフランスから海路極秘裏に運ばれてきた大量のプルトニウム燃料が到着していた。
政府は反対派の抗議運動を避け、そのプルトニウムを一般道路で福井県の原発へ運ぼうとしていたが、それを運ぶトラックが爆弾マニアの若者にジャックされてしまう。
やがてトラックは時限爆弾を仕掛けられて都庁に向かっていた。
もし、爆弾が爆発すれば、東京だけでなく日本全土が広く被爆する未曾有の大惨事になることは明らかだった。果たして都知事はこの絶対絶命の危機を乗り切ることが出来るのだろうか!?』
都知事暴走!都庁核爆発!? 首都壊滅!?
いま、日本滅亡へのカウントダウンが始まった!!
原子力発電の危険性、深刻な電力事情、低迷する経済、迷走する政治、貧窮にあえぐ地方自治、そして未来を見失った若者たち…、
現代日本が今まさに抱えている様々な問題を満載し、日本映画史上まれに見る痛烈なブラック・ユーモアとスリル満点で繰り広げられる極上の緊張感、
そして超豪華な演技派キャスト総出演による人間味溢れる一級の芝居で贈る戦慄のパニック・サスペンス・エンタテインメント!
あまりに過激な内容と大胆な表現のため一般公開が危ぶまれていた衝撃の問題作、
身近にせまるリアルな恐怖と猛毒の笑いで日本列島を震撼させるプルトニウム爆弾級のインパクトが遂にその全貌を現す』とありました。
公開された2004年当時、ほとんどの人が原発や放射能に関心を向けていなかった中で、暗示的でもありブラッキーなユーモアとシュールとも言えるようなやり取りの数々。
その中でも気になった所を抜粋してお伝えしますね。(㊟文章の中に東京や都民との言葉が出てきますが、私は東京や都民の方々だけの事と伝えるつもりはありません。あくまでも劇中で使われいた言葉として用います。)
『いくら何でも国がそんないい加減な事をする訳が無い』との言葉に対し、
『そうですかね?阪神高速道や海砂を使った新幹線のトンネルはこの国が抱いていた安全神話と共に崩れ落ちたんじゃないですか?
(読み取れず・・・ハンセン病のことかな?)○○予防の隔離政策や血液製剤や肉こっぷんはどうです?今まで国民は何度となく国にだまされてきたじゃないですか!』
一番心に響いたのは、
『国の政策を傍観しているのは、賛成しているのと同じことです。この国の人間はそれに気付いていない。それが地方のわずかな反対者と一億人の傍観者を生んでいる。
特に、原発誘致は別世界の話だと思っている東京都民はみんな、無関心です。』という言葉でした。北海道も『泊』にあり『札幌』にはないのですから・・・。
そして映画の最後の方、ある事故が終息したと思われた後に発せられた言葉も他人事とは想えませんでした。
『こんなこと世界一無関心な東京都民はすぐ忘れますよ。『過去』のことなんか関心ないんですから』と・・・。
DVDが出ていたりしますので是非観てみてはいかがでしょうか?(私は購入しますので、もし関心あるかたはお貸ししますよ(^_-)-☆)
東京原発のオフィシャルサイトもありましたので、よろしければどうぞ♪
http://www.bsr.jp/genpatsu/main.htm
今日も長々お付き合いありがとうございました(●^o^●)
スピリチュアルアドバイザー奈々
2014年6月14日