10日に素晴らしいなぁと想うお話を聞きました。
北海道ではなかなか生えていないですが、『竹』のお話です。
竹は地下に茎があり、その茎を数年かけて伸ばし、タイミングが来たと感じた時に
地表に出て、2~3カ月で一気に10~20メートルも伸びる事があるそうです。
その成長の仕方を人生になぞったお話を聞いたのです。
人生、数年実りが目に見えなくても、努力を続けたらし、様々経験が栄養となり、道は開かれるという事。
簡単に云うと、人も成長する時期が来たら伸びる!という事です。
ただし、グータラ自堕落に生きていたら無理でしょう。
竹も必死に数年かけて地下の茎を四方八方に伸ばし、
様々な栄養素を蓄えて、その栄養が基盤となり竹の子として芽を出し
そこから一気に竹として成長を遂げるのですから・・・。
キーワードは四方八方に伸ばした茎と数年間かけて蓄えた栄養という事。
これが人間でいえばあらゆる努力にあたると思うのです。
その努力という栄養素があるから、チャンスや切っ掛けを得て、一気に開花する事が可能なのでしょう。
竹の茎は一本だけ伸びるのではなく、四方八方に茎を広げる、とも書きました。
そうしながら芽を出すチャンスとタイミングを探るのです。
そこにも人生に当てはまる事が多く含まれています。
よく人はどんな才能が自分にあるかわからない、何を頑張ったら良いかがわからない、縁が無いという事を口にします。
そういう人に私は何でもよいから(理性は必要です)行動してみて、とアドバイスをします。
四方八方に自分の才能の在りかを探し、四方八方にお稽古ごとでもよいから努力し、四方八方に縁を広げてみれば良いのです。
どこかにチャンスやご縁はあるものです。
人に訊いて簡単に得ようとしない事です。それは惰性という事ですし、
人は簡単に得たものは簡単に手放します。
たとえ竹のように数年かかったて良いのです。
その数年が栄養となり芽を出す切っ掛けや成長の助けとなるのですから。
さぁて、皆さんも『竹』に人生をはせてみてはいかがでしょうか?
スピリチュアルアドバイザー奈々
2010年12月11日