岩手県に樹木葬という形式をとる墓地があります。
墓石をたてるのではなく、樹木を墓標として植えて埋葬するそうです。
そこに眠っているのが、先日の日記で書かせていただいた、
『犬と猫と人間と』というドキュメンタリー映画の製作依頼者、
映画の完成をみる事無く亡くなった、ねこおばあちゃんこと・稲葉恵子さんです。
私はこの稲葉恵子さんを通して、動物愛護の現実という学びだけでなく、
『生』や『死』をどう迎えるか、
墓石という、伝承と朽ちていく物のなかで無く、
樹木という成長していくもののなかに、『死後』をみるという多様性をも学ぶ事が出来ました。
何が正しくて、何が間違っているのか、賛否両論あるドキュメンタリー映画でもあるでしょうが、
様々な喜怒哀楽を植え付けてくれる
実りに繋がるドキュメンタリーであったのは間違いないと想っています。
興味のある方で、一度このDVDを観てみたいという方はご一報くださいね。
『犬と猫と人間と』のDVDお貸ししますので♪
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年3月6日