昨日は旭川出張でした。(次回は4月17日予定)
私は旭川や富良野、その他でも農業に携わる方とのご縁をこの数年よくいただきました。
農業の現実の厳しさにふれながらも伝え続けた事があります。
『自分たちの手で農作物をつくれる土地は強いです』と
そして『そのノウハウが必要になります、ですから厳しい状況が続いても、出来るだけ農業から離れないでください。』とも
生きる為には食べる物も必要です、
その食物を育てる知識や経験は、一朝一夕では身につける事ができません。
自然相手に仕事をするのです、その根気のいる作業といったら終わりが見えない程です。
それを毎年毎年続け、ある一定の農作物を育て上げる偉業。
食物を育てながら、私たち人間をも育んでくれてると言っても過言ではありません。
その大切な仕事を担ってくれていた東関東の土地が、今回の震災で途方もないほどの被害に遭いました。
これから復興が本格化していっても、2年3年ではとても元のような量を清算する事は難しいでしょう。
何より、放射能の汚染を浴びた土地はもう農業をする事は無理だと想えるのです。
そして、近隣の土地も風評被害にあう事も容易に想像がつきます、
そうなってしまうと、この日本の食糧自給率というのが恐ろしいほど低下してしまうはずです。
海外からの支援もある一定の時期は必要でしょうが、それ以上に依存してしまうと
自国を維持していく事が難しくなります。
これからの先が見えず、藁にもすがりたい!という焦りから、協議もせず何でも受け入れてしまわないかと危惧しています。
大きなものを受け入れる時は、
様々な協議が必要です、知識が必要です。賛否両論よく話を聞き分析する事が必要です。
そして、誰かの所為にするのではなく、国民全体が自分たちの選択だとの覚悟をもって
復興の為の、未来の為の取捨選択をすべきですよね。
そう考えたら、北海道の役割はとても大きいのです。
この広大な土地、震災に遭い復興に時間が必要とはいえ漁業にも恵まれているのですから。
北海道には強さがあります、様々な自然の恩恵を受けています。
今こそその恩恵を地元だけでなく、より一層内地のために、多くの方々の為に還元すべき時だと想うのです。
北海道に限らず、自分たちの土地の特性を理解し、活かして支えあって生きていきましょうね。
さぁ、今日は札幌に江原さんの公演、スピリチュアルワールドがあります。
どんなお話が聞けるのか、どんな公演になるのかしっかり学んできますね!
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年3月20日