東関東大震災から16日がたちました。
今もなお大きな余震が続いていますし、何より原発が落ち着きをみせません。
皆さんは何故だと思われていますか?
私は震災後にも、今年の元日にも日記で書きましたが、
『自分に何が必要で何が不必要なのか、整理整頓しておかないと感情論に巻き込まれる』
『流行っている(流通)しているから正しい訳でも、誰それが良いと言っていたから、あなたに必要な訳でもない』
『必要な事は肉付けし、そうでない事はそぎ落としていく事』
『人生に起こるすべての事に意味がある事』
『この国がこれからどの様になっていくか、まだまだ未知数な可能性を秘めている事』
『キレイ事や夢物語ではない事、簡単な事でも無い事』
『自分さえ良ければ、自分の家族、周りさえ良ければいいという利己主義を捨てていく事』
『あなたの「理性」を総動員し、決して感情論に物事を捉えない事』
『私たちが経験すべき事はするし、経験すべきでない事は起こらない』と、
お伝えしてきました。
もし今回の震災で『原発』に異常がなければ、神戸の震災の時と同じで、
最初はとても深い関心を、でも長続きしない関心になっていたはずです。
そしてどこか他人事になっていた方が多くいるでしょう。
皆さんだけを責めているのではありません。自分も含めです。
私の今までの日記は、自戒の念を含めて投げかけているのものですからね。
今回なぜ『原発』が落ちつかないのか、
『放射能汚染』という目に見えないものの恐怖は『他人事』ではすまないから、
一部の地域だけが被害にあうのではなく、自国や他国にも影響がでるから、
これから、その人間が扱うには余りにも大きなエネルギー源とどう向き合うのか、
色んな意味合いが含まれています。
もし今回の原発がすんなり制御できたなら、やはりまた安全神話に誤魔化された方が多くいるでしょう。
『制御』できない不安はあっても便利なエネルギー源とこれからど関わるか、
その内観と行動を伴う決意を求められているのです。
難しい事はわからない、専門家に任せていれば、国が何とかしてくれる、
こんな他人事では済まされません。
私はここで原発がどうこう、ハッキリ示唆はしません。
私の原発への思考は昔から変わらなくありますし、私が伝えるからどうこうではなく、
ご自分自身で、考え、取捨選択すべき事だからです。
わからなければ、学べばいいのです。
新聞でも、ネットの世界でも、原発賛成、反対派でも学ぶ機会は沢山あります。
これからますます増えるでしょう。
その学びを『いつか』ではなく『今』しなくてはなりません。
それがこの国を大きく変える第一歩になります。
その為に、今自分たちが住むリーダーを決める選挙前に震災や原発事故が起きているのですから。
すべてに意味があります、偶然ではなく、必然です。
様々なメッセージが込められています。
そのメッセージを読み取り、取捨選択をしっかりして生きましょうね。
ではでは、富良野出張に行ってまいります!
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年3月27日