今日は姪の4歳の誕生日でした。
この子の天真爛漫な笑顔、それにふれるだけでパワーが湧いてきます。
今、この子どもたちの未来や笑顔が危険に晒されています。
福島第一原発事故が原因で、福島の学校で検出された放射線。
文部科学省は、福島の学校などで子どもに許容される放射線量を、
『年間の積算放射線量20ミリシーベルト』を基に、
屋外で『毎時3・8マイクロシーベルト』と決めました。
この『年間20ミリシーベルト』とは、
原発業務に従事する人の中でも、年20ミリシーベルト近い被ばくは極めて少ない、
それ程に基準として高い数値なのです。
その数値を基に、子どもたちにもこの数字を越えなければ屋外活動OKを出し続けています。
数年先の日本で、この判断のせいで子どもたちの中には、身体に異変が出てくる子もいるでしょう。
白血病や甲状腺ガン等々です。
大人でもその危険はありますが、成長期の子どもの細胞分裂は大人より活発です。
放射線への感受性は大人より高いといわれていますし、私もそう考えいます。
先日の北海道新聞の記事ですが、
『1歳以下のがんリスクは大人の3~4倍。
女児は男児より2倍影響を受けやすい。
被ばくで女性がガンになるリスクは男性より40%大きい』との指摘を掲載していました。
チェルノブイリ事故後の小児ガンについて、少し調べ、学べば容易に理解できるはずです。
国の対応で一番納得できない事が、この子どもたちへの放射線許容量増しです。
様々な意見や問題点はありますが、子どもたちや妊婦さんは疎開させるべきです。
今、原発は落ちついた落ちついたと報道等で言われていますが、少し勉強したらわかりますよ。
何にも落ちついてないって事に。いつ何が起こってもおかしくない状態がまだ続いてるという事に。
そして、未だに福島の放射線量は平常値(0.037~0.046)の約42倍の1.700です。
その状況に乳幼児を含め子どもや妊婦さんを住まわせておいて、この現状をほっておいて良いとお思いですか?
私には子どもはいませんが、守りたい子どもたちは世界中にいます。
子どもをもっている親でさえ、現地でなければ我関せずな無関心さ、
多少の心配はしても、何の意思表示も行動のしない傍観者。
私には信じられません。
今、現地で子育てをしていたら、愛する存在がいたらそこまで傍観者でいられますか?
結局は他人事な方が多いのです。それが歯がゆくてたまりません。
私たちは今まで原発を何だかんだといいながら許してきました。
そのツケが、今回の福島の原発事故です。
私たちは『今』変わらなければまた多くの涙を流さなければならなくなります。
私はあなたの想像力と理性と愛に訴えかけます。
是非、今の日本について、世界について関心と愛を向けてください。
何でもよいです、必要だと思われる行動を、あなたなりになさってみて下さい。
それが少し先の、遙か遠くの『未来』を変えるのですから・・・。
さて、明日の5月5日は、
『こどもたちを守るために もう 原発はいらない 歩きだそう いま!』札幌ウォークに参加してきます。
簡単にいうと、福島の学校最大被ばく量20ミリシーベルト撤回を求めるデモですが、
私は感情論のデモは嫌いです。ただ大きな怒号に近い訴えかけは受け入れられません。
明日の札幌ウォークは今のところの調べによるとその傾向は無いようなので今回は参加してきますね。
デモが15時近くに終わったら、16時から仕事(笑)。
6日からは仙台と忙しいですが、未来の後悔を少なくするためにも精一杯込めて生きていきます!
一応札幌ウォークの情報を、5月5日 13時 大通り公園4丁目 駅前通り側集合です。
詳しくは、『原発あぶナスぎ脱原発・北海道ブログ』をご覧になって下さいね。
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年5月4日