今日で東関東大震災から3カ月がたちましたね。
札幌では、8日からYOSAKOIソーラン祭りが開催されています。
福島からのチーム、その他被災した地域からのチームも参加しています。
仕事で福島のチームが踊っているのを直接は観れなかったのですが、
たまたま休憩中にTVをつけたらYOSAKOIの中継がありました。
丁度福島のチームが踊り始めるところで、
その映像をしっかり目に焼き付けよう、としていたら、
外から何かガヤガヤと声がします。
何だろう、思いベランダをみましたら、
今日は『6.11世界同時脱原発100万人アクション さっぽろピクニックデモ』の日でした。
セッションルームの近くが知事公館で、今回のデモのゴールが知事公館だった為シュプレヒコールが聞こえてきたのでした。
脱原発のデモと同時に、福島のチームが踊り始め、大きな大量旗には『再起』の文字が・・・。
その本当に『再起』への想いがとても伝わってきて、
多くの祈りや想いが立ち昇っていて、
そして、脱原発のコールも聞こえて来て、
悲しいという涙では無い、不思議な涙が流れてきました。
みんなそれぞれ、自分たちに今できる表現で、この世界をよい方向にもっていこうとしてる人たちがいる。
世界同時にデモをして、同じ過ちを繰り返さないようにしようと行動してる人たちも、
今、福島から離れ、精一杯の自分たちを表現しようとしてる人たちもいて、
福島では、その踊っている映像をみながら応援する人、
色々な感情を抑えている人、涙する人がいる。
現地で、各地で復興の為必死に生きている人たちもいる。
サポートをしたいと想っている多くの人たちがいる。
多くの想いを感じる時間でした。
このYOSAKOIソーラン祭りが、厳密な神事のお祭りではありませんが、
演舞の中には『真・善・美』が散りばめられていますし、人の絆、チームワーク、
地域の結束力等々、様々な神事につながる要素も備えています。
とても大きな『イベント』になってしまいましたが、皆で力を合わせて『何か』を成し遂げようとする姿に、
とても感動を覚える私です。
被災地は、まだまだ復興の道筋がはっきりとは見えてこないでしょうが、
決して見放されてはいない事を、
復興のお手伝いをしつづける事を誓った人がいる事を忘れないでいただけるとありがたいです。
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年6月11日