今日は仕事後、自治労会館で開催された『みんなのエネルギー環境会議 札幌』
「これからのエネルギー」のこと、考えるために、という公開議論に行って来ました。
最近多く開催されている、脱原発の方だけの講演会と違い、
原発推進の方々も議論に参加する、という会議で多様な意見交換が行われました。
そうそうたるメンバーで(なんせ内閣府の原子力委員会の人もいますから)、どんな議論になることやら・・・、と思っていましたが、
冷静で論理的な意見交換になって、混乱も罵声もなく落ちついて話がきけました。
13時から18時すぎまでの会議で長時間ですが、両方・中間の意見が聞けますので、
お時間のある方は、ユーストリームで公開もされていますのでご覧になってみて下さい。
http://www.ustream.tv/channel/meec-live
すみません、私の検索が上手くいかないのか、今回の札幌の会議では無く違う都市の会議が流れてしまいます。
札幌の会議には市長の上田文雄さん、グリーンファンドの鈴木亨さん、北海道大学院教授の吉田文和さんが参加されています。
今回の会議で再確認した事は、推進している人と自分含め原発依存から卒業したい人とでは、
物事を観る視野が違うのだな・・・、と痛感しました。
推進していきたい方々は、原子力なら安定したエネルギーを供給できる、と連呼しますが、
私が尊敬してやまない、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんや、
今回の登壇者でもある、環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんがよく言っています。
『原子力発電とは、ただお湯をわかるだけの機械、
そのお湯沸かし器を何故、何十万年も管理が必要なゴミを出す原子力でしなければならないのか、理解できない。』と・・・。
今回の会議で飯田さんは、現実を認めないと、ともおっしゃっていました。
『(原発を)どう現実的に止めるのか、核のゴミがもうある事は認めないといけない。現実を受け止めてから出発しなければならない』と・・・。
まだまだ伝えたいことは溢れているのですが、かなりな量の意見なので動画で確認下さいな♪
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年10月22日
また後日札幌の会議の動画みつけられたらアップしますね。