今世界中のいたる所で、自然の力の前では人はいかに無力か、という現実を教えられたいますね。
謙虚に現実をみるように、共に協力しあうように、寄り添いながら立ち上がるように・・・等々
本当に凝縮されたメッセージをいただいています。
この時期に、自然の力の前には絶対的な『安全』など無いことを私たちは学ばなければならないと想います。
自然の力と喧嘩しあうのではなく、恐怖におののくだけでなく、工夫して共存の道を探る事、
その為の知恵です。保身の為でも、奪い合うための知恵でもありません。
こんなにも愛され見守られている事にそろそろ気づくべき時期ではないでしょうか?
私たち人間は、本来は沢山のメッセージを理解できる生き物なはずです。
私はよくご相談者の方に伝える事があります。『スピリチュアルメッセージの三段活用』というものです。
すべての人に守護霊という魂の親がいます。
その守護霊の方からのメッセージは、特殊な人間のみに伝えられるものではありません。
人生に迷い、どう生きたらよいのか、自分の何を変えたらよいのか等悩んだり、葛藤した際に
私たちは、ナチュラルにメッセージをいただいています。
それは、守護霊が自分の前に出現したり、突然知らない人の声でメッセージが聞こえる、という事ではありません。
スピリチュアルメッセージの第一段活用としては、あなたの意識や思考をつかい、
こう変わった方がいいだろうな、こっちに手を出さない方がいいどろうな、等々
あなたの心や頭に、あなたの思考としてメッセージが湧いてきます。
問題は、そういうメッセージは本人にとって面倒くさい事や、楽では無い事が多々なので
通常皆さんがやるのが、『でも・・・』『だけど・・・』と折角のメッセージを否定して生きようとする事です。
それでは成長はありえません、本人が学び成長をした方が良い事について守護霊の方は諦めません。
本人のマインドをつかってダメな場合は、第二段活用。他者を使います。
パートナーや友人、家族や仲間、学校や職場、仲が良かろうが悪かろうが、知り合いであろうがなかろうが、他者をつかってメッセージをくれます。
それは何も言葉だけではありません。今回の世界中で起こっている災害や事件も他者を通してのメッセージです。
ここでも問題が発生します。
『なんでこの人にこんな事を言われなければならないのか』という拒絶と、
災害や事件などのメッセージを他人事にとらえる無関心さです。
そ・れ・で・も本人が学んだ方が良い事であれば、守護霊の方々は諦めません。
第三段活用です!
伝えてダメなら経験させるしかない、というものです。
渦中の人になり、初めてわかる感動(喜怒哀楽)があります。
失わないとわからない大切なものもあるのでしょう。
謙虚になるためには大きな挫折も必要なのでしょう。
協力しあうには、同じ痛を経験しあうしか無いこともあるのでしょう。
以前にも日記にかきましたが、『愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ』、どちらを選択するのか、
どの様な世界を後世に、子どもたちに残したいのかしっかり考えたいですね。
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年10月30日