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2012年9月22日

死刑弁護人~悪魔の弁護人と呼ばれて~

Filed under: 日々 と 美味  — nana @ 21:00

 

ちょいと仕事と予定を詰め込みすぎて日記更新できずにいました(^_^;)

 

 

気になる講演会などが何故か最近多くてね、仕事を中抜けしたりとバタバタしておりました。

 

 

今日は先日行った講演会と観てきたドキュメンタリー映画に関する事を書きます。

 

 

タイトルにも書きましたが、死刑弁護人と呼ばれている安田好弘さんの講演会が札幌で開催され、安田さんのドキュメンタリー映画がシアターキノで公開されていたのです。

 

 

この安田好弘さんは、多分多くの方が知っているかTVで観た事が一度はあると想うのです。

 

 

光市母子殺害事件の差し戻し控訴審から(確か控訴審からだったと記憶しています。)主任弁護人を引き受け、

 

 

その際の法廷や記者会見で被告(当時18歳)が精神的にも幼く、被害者にした事も『復活の儀式』乳児を殺害後天袋に入れたのも『ドラえもんが何とかしてくれると思った』と被告の言葉を公開し

 

 

その余りに無茶苦茶とした言いようのない訴えを『弁護士』が容認したのか、とバッシングの嵐を呼んだ人です。

 

 

以前『光市母子殺害事件』の裁判で死刑判決が下された時、国内で死刑が執行された時に『今度死刑制度について書きますね』と伝えていましたね。

 

 

基本的に私は死刑制度については反対です。

 

 

反対ではありますが、今の司法制度での最高刑が死刑、次に仮釈放や個別恩赦が可能な無期懲役しかない現状では

 

 

『反対』ではあっても『何が何でも死刑NO!』とは言えない状態。

 

 

今の日本には『終身刑』がありません。

 

 

自分自身の寿命がつきるその日まで、自分自身がとってしまった行動を見つめ、反省し、どの様な要因が重なって罪を犯したのか理解する事で

 

 

第二、第三の加害者・被害者を出さないよう、周りとも協力し合い『事件・犯罪』を見つめていくことが大切であると思うのです。

 

 

そして『反省』がな内に、自分の生い立ちや世間を、様々なものを憎んだり恨んだり、こだわったりしたまま刑が執行された場合、その『感情』にとらわれ未浄化霊になってしまう事もあります。

 

 

そうなると同じような思想に囚われている人に憑依し、同じような、それ以上の犯罪を一緒に起こしてしまう事もあるのです。

 

 

それらが私が『何が何でも』死刑反対とはいえない要因です。

 

 

『何が何でも死刑反対』を訴えているのが、死刑弁護人とも呼ばれる弁護士の安田好弘さんです。

 

 

この方がある意味とても有名になったのは先ほどの書いた『光市母子殺害事件』の裁判です。

 

 

その以前からも『オウム真理教事件』『和歌山毒カレー事件』『名古屋女子大生誘拐事件』『新宿西口バス放火事件』等など

 

 

『死刑判決』にまつわる事件などに数多く関わっている弁護士です。

 

 

私も彼を認識したのは、光市母子殺害事件の会見時です。彼の伝えてくる被告の言い分に唖然としたのを今でも覚えています。

 

 

それぞれ立場が違えば主義主張は違ってくる、それは理解していますが、あの会見や主張はその理解を飛び越えるほどのカルチャーショックを与えてくれました。

 

 

それから数年、ずっとなぜあの弁護士はあそこまで『荒唐無稽』としか思うえない主張認め公開をしたのか、彼が死刑反対運動をしていると知ってからは

 

 

その主義を通す為ならどんな事でもつなぎ合わせて訴えてくるのか、とこの事件の報道がある度に、死刑を連想させる事件がある度に思い出されました。

 

 

私は何事も、報道される一面ではなく、人から聞いた『あの人こうらしいよ~』等の噂話や人伝えの事は余り信じません。(疑い深いのか!だからこの仕事もしてるのかも・・・。)

 

 

出来うるならば、直接本人にあって話を聞きたいですし、生の言葉、行動をみたい、それが無理なら本人の書いた書籍などから読み解きたい、という『こだわり』が強いです。

 

 

ですから、江原さんにしろ、震災関係にしろ、福祉関係にしろ、音楽にしろ、芸術にしろ『生』からの学びを大切にしているのです。

 

 

まぁそんなこんなで、安田好弘さんの講演会があるって知った日にゃ、仕事を調整させていただき中抜けしお話を聞いてきました。

 

 

後日ドキュメンタリー映画もみて、話で疑問に想っていた事も色々つながり、とても納得しました。

 

 

ただ、この『納得』は安田さんの主義主張を容認とは違います。

 

 

彼は彼で、何人もの『死』や『死刑』も関わり、死刑を回避させ無期懲役にまで刑期を縮めた被告と喜びを分かち合ったと思い

 

 

でもその判決後一度しか会いに行く事ができず、11年後刑務所の中でその人が自殺をした事を半年ほど後に新聞で知ったという事や、

 

 

死刑執行回避の為に、木村修治死刑囚の『恩赦』を願い行動していたその裏をついても死刑執行に遣る瀬無さと、自分自身の無力さなどに怒り、

 

 

犯罪を犯した人の、最後の最期まで関わろうとの決意を強くしたのは理解しました。

 

 

冤罪を防ぐためにもあらゆる角度から『事実』にこだわる所、それぞれの被告の生い立ちや環境、精神的に追い詰められた事による犯行、犯行時『孤独』というものが共通してあるものだ、という

 

 

主張はよくよく理解できます。

 

 

ですが、同じような経験や環境で育った人が皆犯罪を犯す訳でもありませんし、『孤独』から抜け出す柔軟性に欠けていた事は本人にも要因があると想えるのです。

 

 

何が何でも死刑に反対、ドキュメンタリー映画の中で先ほどの木村死刑囚の刑執行について『証拠をねつ造してでも再審をかけていたら、今でも彼(木村死刑囚)は生きていた。』との発言に

 

 

安田さんが自身の『正義』を無視してまでも、検察や警察に対する事実の証拠にこだわる弁護人としての『正義』を無視してまでも本当に何が何でも死刑を回避したいのだと痛感しました。

 

 

安田さんは『死刑廃止』と同時に、『終身刑』に設立の活動も勿論しています。その難しさも講演会で訴えていました。

 

 

多分この『終身刑』が設立された暁には、安田さんの『何が何でも死刑回避』の『それってちょっとどうなの?』と感情を逆なでするような行動も減り

 

 

悪魔の弁護人と呼ばれる事もなくなり、本当の意味での『人権弁護人』と呼ばれるようになるのではないかな、と思いました。

 

 

『あなたの正義の根拠は何ですか?』それを訴えかけられる講演会であり、ドキュメンタリー映画でもありました。

 

 

まんだまんだ伝えたい事はあるのですが、今日もかなり長くなってのでまた機会があったら書きますね。

 

 

今日も最後まで読んで下さいありがとうございました!(●^o^●)

 

 

 

スピリチュアルアドバイザー奈々

2012年9月22日

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