『合気道開祖・植芝盛平氏』
『ガチゴチ・ドッテンゴロリン・アイタタタ』
今の私の現状を表した言葉です。
昨日、またもや合気道の体験レッスンに連れて行ってもらったのですが、
今回は二回目ですから、ちょいと本格的に『受け身』の指導を受けました。
これがまぁ～何というか、自分の一番苦手な身体の柔軟性を使う、という事が大切な基礎の基礎。
私の身体の硬さ伝説は、生まれた時からあります。
出産後の検査で、その当時どの様な検査があったかしりませんが、
赤ん坊の私の余りの身体の硬さに、取り上げてくれた産婦人科の医師が骨が折れているかもしれない！と産まれて過ぐにレントゲン受けさせられた女ですから・・・。
それからも、事あるごとに自分自身の硬さに悩み、諦めたのか受け入れたのか、放置してはや３５年。
その帳尻合わせが『今』きております。
合気道の受け身は、たぶんきっと柔道とも同じようなものなのでしょうが、
指導してくれる先生は、まぁ身軽にストン！と一回転☆
地道に指導をしてくださるのですが、まず『怖さ』がくる身体の緊張による硬さと本来の硬さ
プラス！極めつけの体格による支障（笑）
いやぁ～指導通り身体が動かない悔しさやら怖さやら、あまりの気の小ささに情けないやら、でもそれが何故か楽しいやら、不思議で新しい自分の発見♪
あっという間に時間が過ぎました。
実は、この『受け身』の練習は昔から憧れていました。
昔から相田みつを氏が好きで、その詩の中でも『負ける練習』も好きな詩の一つです。
この『負ける練習』という詩に『受け身』が出てくるのです。合気道ではなく柔道の受け身ですがね(^_-)-☆
今日はそちらを紹介しますね。
相田みつをさんの『一生感動 一生青春』より
『負ける練習』
柔道の基本は受け身
受け身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です
つまり、人の前で失敗をしたり恥をさらす練習です
自分のカッコの悪さを
多くの人の前で
ぶざまにさらけ出す練習 それが受け身です
長い人生には
カッコよく勝つことよりも
ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが
はるかに多いからです
そして
負け方や受け身の
ほんとうに身についた人間が人の世の悲しみや
苦しみに耐えて
他人(ひと)の胸の痛みを心の底から理解できる
やさしく暖かい人間になれるんです
そういう悲しみに耐えた暖かいこころの人間のことを
「観音さま」「仏さま」と呼ぶんです
みつを
もっと長いバージョンの詩もあるのですが、それはまたいつかチャンスがあったらお伝えしますね。
昨日の体験レッスン中はそれほど痛まなかった身体も、
普段使わない筋肉を使い、下手な受け身で、打たなくてよい所を打ったため、筋肉痛と鈍い鈍痛
ありがたい事に、今日はボランティアの日で、この痛みに集中する時間なんてない程、忙しく立ち動いていたので、
『痛い痛い』(>_<)と嘆く時間もなくリハビリ(？)ができました♪♪♪
この痛みの気にならないほど、私にとって合気道の時間は楽しい時間です。新しい、知らなかった自分にも
自分のダメな所・未熟な所とも出逢えるのです♪
あまりの楽しさに、今朝なんて、練習にきている人と楽しく談笑していたり、ひたすら受け身の練習している夢までみていましたから（●＾o＾●）
ヨガの練習はできても、さすがに、自宅で受け身の練習をしたら、階下の人が地震だ！！！と大騒ぎになりそうなので、
また練習にいけるまで、夢なのでのイメージトレーニング程度と現実の柔軟体操にとどめておきます。
火曜日の夕方から夜にかけて、豊平区方お面で局地的な地震があったとしたら・・・
それは私の『受け身』によるものかもしれませんよ(^・^)
スピリチュアルアドバイザー奈々
２０１３年１月１７日