先週22日まで、北海道近代美術館で開催されている
『黄金の都 シカン展』へ行って来ました。
千年以上前の歴史に触れ、今をじっくり考える時間をいただきました。
その展示に考古学者の方からのメッセージがあり、
今だからこそ、滅亡した文明、受け継がれた文明、その差がなぜ生じたのか、
考える時期にきている、という様な言葉のプレートがありました。
本当に今に必要なメッセージがたっぷりでした。
私たちはこれからどの様な選択をするかで未来を変えられます。
『いつか』でも『誰か』でもなく、『今』『私たち一人一人』が選択する時です。
私の大切にしている言葉の一つに
『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』というものがあります。
歴史をみればわかります。
他者から自由と愛を奪い続ければ、争いが生まれてきました。
その争いがまた多くの命を奪い、憎しみが憎しみを呼び、
争いが絶えない世界をつくってきました。
世界での戦争もそうですが、日本でも戦争はあり、
人が人を攻め立て、自由と愛する家族や友人、長年住んできた想い出深い土地を奪い、
自分の利己的な思いを優先させる人が絶えません。
経験で自分の涙を流さないと、自分の愛するものを失わないと学べない愚者のままで良いのでしょうか?
今までの歴史から痛みを学び、繰り返さないように生きる賢者の道を開くのか、
これからの選択に掛かっていると想いませんか?
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年5月15日