9月15日(木)から20日(火)まで札幌市中央区北1条西3丁目のマリヤさんという手芸店の3階にある
マリヤギャラリーで、『押絵・羽子板 野村サークル50周年展』が開催されます。
この押絵というのは、羽子板などに立体的に情景や人物を浮き上がらせる伝統的な手工芸で、
古くは江戸時代に歌舞伎役者をかたどったものが流行したそうです。
祖母は忙しく厳しい生活の中、長年に渡りこの『押絵』の世界を大切にしてきました。
今のご時世ですと、奥さんうあ母親が『習い事』をする事にそれ程の制約は無いでしょうが、
時代の風潮や祖父の性格もあり、祖母はとても苦労してこの手工の技術をみにつけました。
私は物心がついたころには、祖母がつくる押絵や羽子板の美しい世界が身近にありました。
何本もの美しい日本のお姫様みたいに煌びやかな羽子板や力強く躍動感がある男羽子板、
季節によって変えられる色紙台の押絵たち、
時には大きな絵画のようなものまで、祖母の手からつくられた作品に幼心ながらも、感動したものです。
今でも私室には祖母の作品を飾らせてもらい、お正月には玄関にその作品を飾ります。
そして、この仕事を始めてからの名刺入れも、祖母が沖縄の紅型の生地を使いつくってくれたものを使用しています。
ご相談者からのお代をしまうものも祖母のお手製です(●^o^●)
今でも細々作品づくりの為、手先を動かすおかげさまか、祖母を80半ばでもシャンとしています。
こちらが見習わないといけませんね(^-^)
そんな祖母や祖母の師である野村先生や生徒さんの作品、亡き叔母や母の作品等、
色々つくり手によって、色の配置やお顔がちがう作品が出品するそうなので、
お時間がある方は、日本の美しい伝統手工に出逢えますので、是非いらしてみて下さい♪
『押絵・羽子板 野村サークル50周年展』
日時 2011年9月15日~20日 10時から18時 最終日は16時まで
会場 マリヤギャラリー (札幌市中央区北1条西3丁目時計台前中通マリヤ3F)
TEL 011-221-3307
入場無料です。
スピリチュアルアドバイザー奈々
2011年9月14日