今日の日記のタイトルは固いですね~、もう皆さんお分かりかと思いますが、瓦礫の受け入れについての私見です。
なんだか震災一年を目処に一気に瓦礫の処理が出来てない事がピックアップされ、受け入れてくれる地域がない!との情報が何のコマーシャルだ?ってなぐらい聞こえてきますね。
突然この時期に瓦礫がポンっとでてきたみたいな情報の流し方です。
今まで名乗りを上げれなかったのも、反対意見が多かったのも、今までの原発事故の対応や情報提供が信じられるものでなかった事、ずさんな管理や勝手な安全宣言等があったからです。
それを今度は反対意見をいう奴はまるで極悪人みたいな扱いです。受け入れる意見は善人、反対は悪人、こんな幼い対比の仕方がありますか?
受け入れも反対も感情論でするなはどちらも反対です。
受け入れにしても、放射能汚染が0という瓦礫は、自然界にも放射線はあるのでないでしょう、どの数値までなら受け入れるのか国の数値に安易に乗っかるのではなく、地域と連携して検証すべきですし、
全国のあちこちにばら撒くような事がないよう、どの地域にどれだけの量を渡すのかしっかりと公開して欲しいのです。
また焼却灰についいても、受け入れた地域に埋めるのではなく、福島第一原発周辺に貯蔵施設をつくり保管していくべきではないかと思っています。
今のままですと、受け入れた地域に穴埋めするだけ、しかもかなりな高線量でもブルーシートをかけた穴に埋めると・・・・。
そして一番の問題は、現存の焼却施設そのままで数値は少なくても汚染されている瓦礫を焼却しようとしている事です。
燃やすとね、煙が出るんですよ、煙が、安全な数値です、って言うけどね、放射能に【安全】って言葉使うべきではないでしょうよ・・・。
排気系統に放射線物質をとりこむ様なフィルターがあるそうなので、それを着けるなど対策をしていただく事が前提で在るべきです。少量の瓦礫を燃やしたで実験では数値としてでなくても
受け入れる、という事は少量では無いからです。安易に受け入れるべきだという人にかぎって、焼却施設から遠く離れている人が多い。
隣に焼却施設をつくっても文句を言わない覚悟で受け入れ賛成と言って欲しいです。
もちろん、時間を長々とかけろ、と言っているのではありません、昨年5月に石巻に行った時にあの瓦礫の匂いを嗅いでます。風が吹く度に押し寄せてくる匂いと埃にマスクをしていても苦しい程です。
その側に子どもたちが通う学校がある事もわかったうえで言います、準備不足な状態で、安易に受け入れるべきではありません。
この一年積極的にこの問題に関わってこなかった責任は、政府、関係省庁、私たちにもあります。
ですから、非生産的ななじり合いではなく、解決策を練り、情報公開と説明と話合い、その先にでた結論ならどのような答えでも受け入れます。
その間にも、福島での中間貯蔵施設建設をどうするのか、どの地域がもう住めないのか、この国のトップは結論を出してあげるべきです。
戻れるのか戻れないのかはっきりしない、この様な蛇の生殺しがどれだけ生きる気力を奪うのか、人事では無く自分の事として想像し、辛い決断を憎まれようとも伝える時期にもうきていると想うのですがね。
あぁ~もっと詳しく書きたいのに時間がありません!明日は日帰りで東京、明後日は旭川出張と、またもや詰め込み過ぎなスケジュールとなってしまったので
今日はここまで!体調管理しっかりして、この週末乗り越えます!休みの月曜日は目覚ましかけずに寝てやる~ヽ(^。^)ノ
スピリチュアアルアドバイザー奈々
2012年3月16日