私は結構テレビのCMを観たり分析したりする事が好きです(^^♪
あの30秒前後の時間に、自分たちの会社や商品をわかりやすく、人の記憶に残るように、
不快感を与えない程度に印象的にプロデュースしようという『込める』姿勢が好きなのです。
ただ、時々このCMというのが人の意識を変えてしまう、とも危惧します。
それが薬や病気を対象としたCMでよく感じます。(参照日記http://nana-sp.com/blog/?p=2047)
しかし、CMの素敵な効果も知っています、今回のエスエス製薬の栄養ドリンクのCMです。
㊟エスエス製薬が素晴らしいとか、栄養ドリンクを推奨している訳ではありませんよ!私は一切栄養ドリンクは口にしません(^-^)
皆さんあのCM観ました?
観ていない方はこちらで→http://www.ssp.co.jp/scup/cm/
観れない方や知らない方の為に簡単に説明しますと、
企画書だと思われる物の「やり直し」を命じられた若手社員が「やり直しか~」と嘆いていた時に、
市村正親さん演じる前向キングという王様が登場して、こう言うのです。
「やり直しになったのではない、やり直せるのだ!」と・・・。
そして、若手社員が立ち上がり「やりましょう!」と前向きになる、というCMです。
私はこのCMを観た時に、おっ♪素敵なCMが出て来たな~と嬉しくなりました。
ものの捉え方次第で、落ち込みにも繋がりますが、心機一転もできる、という教訓ですし、
多面的に物事を捉え、前向きに生きなさい、という哲学でもあると思うのです。
今の日本には、こういう想いが込められたメッセージが必要なのだな~と思いましたし、
この様なコミカルな表現だと多くの人がナチュラルに受け取れるのだと思います。
堅苦しく伝えても、素直に聞き入れない人でも、コミカルな表現だと、笑いながらでも素直に聞き入れる事が出来るのです。
それが、ユーモアや機知(ウィット)の持つ力ですね(^_-)-☆
私の感銘を受けた考え方の一つに、難しい事を難しいまま伝えるのは簡単である、
難しい事をいかにわかり易く伝えるという方が難しく、そして大切である、というものがあります。
今回のこのCMは、そのような事をも表しているな、と思えました。
たった一つのCMではありますが、私はこの様に分析して哲学しながら観るのが好きです(笑)
皆さんもたかがCMとは思わず、分析しながら観てみると新しい視点がいただけるかもしれませんよ(●^o^●)
スピリチュアルアドバイザー奈々
2010年10月10日